第15回農場の近くにピエモンテ州がお引越し?
やみつきになる美味しさのシェフこだわりパスタは絶品!
やわらかい牛ほほ肉にマッシュルームのコリコリした食感がアクセントに。
注目の若手シェフのつくる本格イタリアン。
シェフはピエモンテ州トリノ 『Ristorante Consozio(リストランテ コンソルツィオ)』で料理長を務めていた経験があり、お店はイタリア版ミシュランガイドブック『gamberorosso(ガンベロロッソ)』にも掲載されているほどの有名店だそう。そんなイタリアで4年間修行したシェフの本場の味がここ瀬戸内市で味わえるなんて本当に幸せ!インタビューをするなかで感じたのは、多くの仲間に支えられているシェフの人柄の良さとセンスの良さ。料理はもちろん、お店の設計から、内装、店内に飾られる絵画などすべて自身で行っていることからも、シェフの並外れた感性の高さがうかがえました。クラシックイタリアンにモダンの要素を加えた良いバランスがとれた料理を目指したい、とシェフ。これからは、ディナーメニューの内容を充実させ、よりお客様の満足度を上げていきたいと語るシェフの表情からは、今後の可能性が感じられますます楽しみになりました。(通いつめマッシュ!笑)
シェフのコックコートが可愛い!後ろにみえるのがシェフが書いた絵です。 (海をイメージしているそうです。)
吹き抜けの高い天井で開放感のある店内。
生マッシュとパルミジャーノがけ。薄くスライスされたマッシュがチーズとからんで絶妙のおいしさ。
外観もオシャレ。エントランスにもテーブルとイスがあります。
マッシュルームをふんだんに使った前菜3種。右下はソマダイというピエモンテの郷土料理です。
今回は昨年6月にオープンした瀬戸内市にあるLa Pirata(ラピラータ)におじゃましました!実は農場からもすぐ近くの場所なんです!カウンター席でシェフのお話を聞きながら、マッシュルーム特別コースをいただきました。なかでも、マッシュルームと牛ほほ肉のパスタは最高においしい!シナモンなどスパイス香るソースにマッシュルームの食感と旨みがとけこむのは3日間かけてじっくり丁寧に仕込んだシェフ特製牛ほほ肉のワイン煮込みのソース。太麺でモチモチした食感と歯ざわりは、生パスタに近い食感でシェフのこだわり。半分程食べたところで、自家製生とうがらしのソットオーリオ(とうがらしのオリーブオイル漬け)を加えて味に変化をつけると、濃厚なソースに唐辛子・オイルが絡み香ばしさが生まれました。辛いだけではないこのオイルに私もハマってしまいました。